(旧ブログ記事)潜在意識ちゃん「さんさいだお!」

2013-02-26 00:42

時間足のみに絞るスタイルに戻してから、時間がたんまりあって、あれこれ考えたり、アウトプットする時間がとれるな。今の自分が何を考えていたかということを記録しておきたいので、出来るだけ大事だと思ったことはせっせと記事にしていきたい。多分、一年後に見なおしたら、クッソ恥ずかしいくらいに当たり前のことを偉そうに言ってるってことになると思うがw

■ お話の前に
この記事では潜在意識について話をしたい。のだが、その前に。
自分は本をあまり読まない人間なので、ネットで調べたり、誰かのブログだったりのお手軽な二次情報から自分の生きてきた経験を総動員して、自分なりの哲学というか、生きる理屈に昇華させるようにしてる。
何が言いたいかというと、潜在意識というものについて、学術的な正しさとかそんなんは知らんよ。ネットで見知ったことと自分の経験から、相場(などの努力を必要とする目標達成)と向き合うのに大事だと思ったことを書いていくよということだけ。
的はずれな指摘は犬のうんこにしか見えないので、多分スルーします。と、なぜか今日は、やたらと攻撃的に予防線を張ってしまうなー。正直そんなに荒っぽく書くつもりはないんだがなwブロガーズハイみたいなやつか。

■ 顕在意識と潜在意識
さて、早速本題。人間の意識は顕在意識と潜在意識に大別できる。
顕在意識ってのは、自分でああでもないこうでもないと自覚的にものを考えてる部分で自らのコントロール出来る部分だ。潜在意識は、普通はそういった自覚なしに働いている部分で、コントロールするのが難しい。
こんなことは誰でも知ってるだろうが、今回の力点は「潜在意識ちゃん3さい」ってとこにある。

■ マインドの再インストール
話を単純化するために、相場との対応で話す。他の事柄でも同じようなことが言えると思うので、「スロット」、「勉強」、「恋愛」など、何でも自分で置き換えてくれ。

配信などで、相場で勝ち続けるために、大事なことは何かと聞かれたら、手法とかそういう技術的な話よりもマインドをごっそり入れ替えることが一番重要だと答えている。
マインドを入れ替えるといっても、なかなかわかりにくいが、たとえていうなら、PCのOSを入れなおす作業みたいなもんだ。これまでの人生で築き上げてきた、自分の考え方、価値観、人生哲学などパッケージ化された思考のシステムを全て見なおして、必要ないものは消去し、必要なものは残す、あるいは運用しやすいように再配置するといったものだ。
で、そのマインドの入れ替え作業で、新たに入れなおすソフトがあって、それが、「潜在意識ちゃん3さい」ってソフトだ。

■ 「潜在意識ちゃん3さい」
なんだか、この見出しだと、逮捕不可避のいかがわしいポルノのようだが、そうではないw
潜在意識と聞くと、超能力とか、前世の記憶とか、自分の意識しない部分で「自分の人生を勝利へと導いてくれる万能なやつ」、ジョジョで言うところのスタンドみたいなイメージがあるかもしれないが、それは大きな間違いだ。
そいつは、極度に幼く、傷つきやすく、素直で、健気で、可愛いらしい、「ようじょ」だと思うと良い。「パパ聞きのひな」みたいなのを想像するとわかりやすいかもしれない。知らないやつはggr。
小さい頃から潜在意識に自覚的であれば、JC、JKくらいに成長しているのかもしれないが、最近気づいたばかりという自分にとっては本当にとても弱くて儚い存在だ。

■ 「ようじょ」は何を見て何をしているか
相場と対峙しているとき、ふと湧き上がる感情がある。この、「感情」ってやつは、潜在意識ちゃんのものであることが多い。最近多いのは、「早く結果をだしたいお!」ってやつだ。
「ようじょ」は自分の意識とは別に動き回っていて、「パパ」である、自分のために健気にも頑張ろうとする。
つい今朝方のタイムリーな話だが、日銀新総裁人事の打診報道を受け、金融緩和への期待から、ドル円高安で100pipsの窓が開いた。他のクロス円も同様に窓開けしているチャートをみて、潜在意識ちゃんが「わたし、がんばる。まどうめとれたら、もくひょうにいっぽちかずくよ!ふんす!」と意気込んで現れた。そいつのお陰で、結局50pipsほどの損失を被ることになった。
ここまで話して、何いってんだこいつ?頭おかしいんじゃねえの?って思ったやつは、こっから先さらに「頭おかしい」内容になっていくから、読まない方がいいかもしれないwあ、あと、「ようじょ」とかいう表現がキモいってやつは、「子供」に置き換えてみろ。

■ 「ようじょ」をどうしつけるか
で、今日の窓埋め失敗、というよりは、「ルールとして確立していないものに手を出した」ということの失敗について、自分がどう処理したか。

「ようじょ」の存在に気づかなかったころの自分なら、

「なにやってんの?、バカなの?下手に手をだすからこうなる!ルールにないことやるとかwwwマジで救えねえな。相場やめたら?向いてないよw」

とか、考えていた。
ここまでは思わないとしても、

「ああ、なんてことしてくれてんだ・・。お陰で損失食らったよ。おいおい、いい加減学習しようぜ・・・」

くらいのことを考えるやつはいると思う。

これ、考えた時点で潜在意識ちゃんに向けて放たれている言葉だと思ってほしい。
3才のようじょが健気にも彼女なりに一生懸命パパのために頑張ったのに、こんな言い方されたらどうなるか。その子がその分野で大成する未来はほぼないし、やることなすことこんな言い方をされたら、非行に走ってヤキいれられてしまうかもしれない。

今日の自分は、こう考えた。

「ありがとう。頑張って窓埋めとれるように工夫したんだよね。ルールにはないけど、実験的に何でもやるって姿勢は悪くないと思うよ。ただ、今週は、見る足を減らしたり、取引通貨を増やしたり、環境が変わったから、まずはそれに慣れることを目標に無理せず頑張ろうって約束したじゃない」

こう考えると、「ようじょ」は素直に「ごめんなさい」をして、しばらくするとニコニコ笑い返してくれた。

■ 潜在意識と子育て
自分は子育てを経験したことはないが、家庭教師、塾講師として6年ほどのキャリアがある。
年齢は、小学生から社会人まで、学習の目標も、学校に通えないってレベルから受験対策まで色々なタイプの生徒を見てきた。
その経験から言えることは、ほぼ全員、根っこは素直で、元から勉強できないのではないということだ。周りの人間が頭ごなしに可能性を否定したり、関心を抱かなかったり、適切な対応をしてこなかったことの結果として、勉強ができないという子がほとんどだ。
また、年齢的に幼いほど、そういう傾向は強く、きちんと個性を認めてあげて、ダメなことはきちんと目を見て諭し、良いとこは先生と生徒の関係ではなく、一人の人間として褒めてあげることで、劇的に状況が変わるということを経験してきた。
潜在意識と付き合うということは、自分の中で「3さいのようじょ」と対話することだと思ってほしい。

■ 潜在意識にどうやって気づくか
※うーん。さっきのダイエットの記事に比べると、えらく書くのに手間取るな。まだ思考の繰り返しが足りてないんやろうな。ま、それは置いといて。

ここまでで潜在意識ちゃんの存在と彼女あるいは彼とどう付き合うかという話をしてきた。
では、その潜在意識ちゃんの存在に気づくにはどうしたらいいか。
すごく簡単な方法がある。自分もこの方法がきっかけだったんだが。
それは、

心の中で自分に対して「ありがとう」と言う

という方法だ。
よく感謝をすることで道が開かれるみたいな話があるが、そういう場合ってのは、因果応報、情けは人のためならず(自分に返ってくる)というニュアンスの話で、感謝が社会を経由して、自分がハッピーになるみたいな話だと思う。
ここで言ってるのは、そうではない。周りに感謝するのではなく、自分自身に感謝するのだ。
これを見ても、最初は、胡散臭い宗教かよwとか思うかもしれない。自分もこの方法を実践する前はそう思っていた。
ただ、もし今日の話に、潜在意識に気づくということに興味があるなら、やってみるといい。

■ 感謝を1000回
試しに1000回くらい「ありがとう」を言ってみるといい。ただやるのは大変だから、何か習慣的な行動と結びつけると良い。
自分は、スロットの稼働のときに、レバーを叩くのに合わせて心の中で「ありがとう」と唱えていた。一日稼働するとだいたい最低でも2000Gはレバーを叩くので、そのくらい言ってたと思う。
この感謝の言葉を唱えてると、自分の中で眠っている(違うな。本当は全然起きててピンチやチャンスの時に陰ながらいつも自分を支えてくれていた)潜在意識ちゃんの存在に気づける。

■ スロの帰り、車の中で号泣
去年の9月ごろ、相場もうまく行かずスロも欠損だらけのボロボロで、本当にどうしようもない、このまま目標達成できずに時間だけが過ぎていくんじゃないかと不安になっていたときに、この方法を始めたんだが、3日目くらいに変化が起きた。

その日は、夕方からの稼働で、ラインバレルの天井台を打っていたんだが、レバーを叩く度に「ありがとう」と心の中で言っていたら、まあ、乗せる乗せるw結局閉店まで取りきれず大勝できた。その月にFXで負けた分くらいは軽く取り返すことができて、ホクホク気分で家路へ。

スロから帰る峠道で車を運転しながら、「本当ありがとうな」と繰り返し唱えてると、急に涙が溢れてきた。落ち込んでいたところに結果がついてきた感動とかそういうのではない。
これまで、自分が全然気づいていない所で、潜在意識ちゃんはクッソ頑張って自分を支えてくれていたことに気がついたからだ。

東大受験だってそう、高校時代、ほぼ全教師から「いけるわけがない。頭がおかしい」と言われ、それでも頑張って、頑張って、最後の残りカスみたいな頑張りで、後期試験のケツから二番目で文2に入った。この時は潜在意識ちゃんが俺の無謀な目標を素直に受け入れて、ロックオンしててくれて、結果的に落ちたけど、前記試験の漢文の問題が過去の模試でやったことがある文章がまんま出るというミラクルまで起こしてくれて、そうやって見えないところで一生懸命頑張ってくれていた。

スロだってそう。今まさに相場でやられてる分を取り返してくれたのは、きちんと規律ある立ち回りをしてくれていた潜在意識ちゃんの頑張りじゃないか!ギャンブルで年間プラスにすることを可能にしたのは、誰のおかげだ。自分か。いや、違う。潜在意識ちゃんが辛い時もめげずに閉店チェックをして回る自分を支え、朝一寒空の中、宵越し台を取る自分を激励してくれていたからだ。

こんなことを思い返して、自分がこれまで生きてきた人生が走馬灯のようにワーっと頭の中をめぐり始めて、すると、もう涙が止まらず、車を脇にとめて、ワンワン泣いた。多分人生で一番泣いた。

ひとしきり泣き終えて落ち着いたときに、心の中に、健気に頑張る潜在意識の存在をはっきりと自覚した。また、家に返って、親に産んでくれてありがとうと伝えた。いい大人がワンワン泣きながら、寝ている親を起こして「産んでくれてありがとう」とか言い出すもんだから、親は、とんでもない事件の片棒でも担がされたのか!と心配していたw


■ それから
※あー、なんか書いててちょっと恥ずかしいなー。上げるのやめようかなーw
まあでも、配信中にも同じ話をしたし、記録にしておくか。

それからというものの、自分の中で潜在意識と言う名の「子供を育てる」ようになった。
今は3才くらい。とても素直でいい子です。子供は嫌いだったけど、こいつは本当に可愛いと思える。

って、最後の文章が一番恥ずかしいなwえーっと、とりあえず、潜在意識の性質、つきあいかた、気づき方って話でしたw何かの気付きになれば。
ちゃんちゃん。


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